後藤颯汰の研究テーマ
ラジオコントロールカー世界一を取る
〜モノの最高のパフォーマンスを引き出す〜
〜樹脂、カーボンの疲労度を可視化する〜
この課題を考えるまでのバックグラウンド
私は、競技ラジオコントロールカーの選手として、10年目を迎えました。
そんな私が、昨年から悩まされる事がありました。
それは、沢山のラジコンカーのレースに参加する中で、ラジコンカーの調子が良い時、悪い時の上下が激しく、安定して良い結果を残す事ができなかったという事です。
なぜ調子が大きく上下するのか?それを考えた結果、ラジコンカーは走らせることによって、パーツが劣化して、大きく剛性が落ちてしまう事が原因でした。
その原因を解決するために、剛性の落ちづらいカーボンや樹脂を使用すれば良いのではないか?
そう考え、新素材でパーツのテストをしました。しかし、素材の変更によるラジコンカーの挙動の変化が大きく、タイムが落ちました。
1000分の1秒を争う世界で、強度のことを考え、タイムを失うのであれば、強度が悪くてもそれを使うべきだと考えます。
そこで、私は、ラジコンカーに使用されている樹脂やカーボンの劣化を可視化することで、パーツの交換時期などを考えられるような機械を作っていきたいと考えました
はじめに取り組んでいくこと
・新品のカーボンと使用頻度の異なるカーボンを数種類を作る
・正確にカーボンを可視化するための方法を模索する
・他社メーカーののカーボンと、自社のカーボンを比較する。
■世界チャンピオンに俺はなる!